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当院への受診をお考えの方へ

外来受診について

  精神科外来
 16歳以上を対象としています。  
    予約制ではありませんが、初診の方はご来院前にお電話でご相談ください。
【対象疾患】
統合失調症・気分障害(うつ病/躁うつ病)・認知症・発達障害などさまざまな精神疾患、障害に対応しています。

【診療時間】
午前 9:00~12:30  
午後 13:30~17:00
(※水曜のみ午後14:30~診療開始) 
休診:日曜日・祝日  

【受付時間】
 初診(月~土曜日)  
 午前 8:30~11:00
   午後 13:30~15:00
 再来(月~土曜日)
 午前 8:30~12:00
 午後 13:30~16:00

【お持ちいいただくもの】
 保険証 医療証 紹介状(診療情報提供書) お薬手帳 障がい者手帳 自立支援医療受給者証
 
 児童精神科外来
   5歳~中学3年生までを対象としています。
 九州大学病院の児童精神科専門医による診療を行います。
 予約制になります。
 
【以下のようなことでお困りの方】
・落ち着きがない
・イライラしやすい
・こだわりが強い
・動作や発声の癖がとまらない
・気持ちや考えをうまく伝えられない など

【診療時間】
 毎週木曜日(※第3週のみ月曜日になります)
 午後 14:00~17:00

【お持ちいただくもの】
 保険証 医療証 紹介状(診療情報提供書) お薬手帳 母子手帳 通知表など

心理検査・カウンセリング 
心理師(公認心理師・臨床心理士)による心理検査・カウンセリングも行っています。
保険診療外になります。

精神科医療相談
 ご本人さまの来院、受診が難しい場合、ご家族さま等からのご相談をお受けします。
 【料金】 
   3,300円(30分未満)  5,500円(30分以上)

 受診、医療相談については、まずは地域医療連携室までお電話ください。
 相談員がお話をお伺いします。   
   地域医療連携室 TEL 092-551-2231

このような症状にお困りの方

「眠れない」「息苦しい」「朝、起きられない」「前は出来ていたことがうまく出来ない」・・・。
身体と心は繋がっています。
身体に現れているその症状は、実は心の不調のサインなのかもしれません。 

心の健康チェック

□ 一日中、何もやる気が起きない
□ 以前、興味があったことに興味がわかない
□ 疲れやすい
□ 何もかも自分が悪いように感じ、自分を責めてしまう
□ 将来に希望が持てず、何もかも投げ出してしまいたくなる
□ 気づけば一日中ぼんやりしていることがある
□ すぐに寝付けず、夜中に目が覚める
□ 食べることさえおっくうだ
□ この世からいなくなってしまいたいと考えることがある
□ 他人がうらやましく、自分だけがおとしめられていると感じる
□ 自分のことを周りが変な目で見ていると感じる

 上記のことに一つでも当てはまったら、心が不調になっている可能性があります。これらの症状でお困りの方やそのご家族の方は、ぜひ当院までご相談ください。

早期診療体制充実加算について

当院では、「早期診療体制充実加算」を算定するにあたり、 以下の項目に適切に対応しております。

・患者さんごとの相談内容に応じたケースマネジメント
・障がい福祉サービス等の利用に係る相談
・介護保険に係る相談
・相談支援専門員、介護支援専門員からの相談
・市町村、保健所等の行政機関や地域生活支援拠点等との連携
・入院していた患者さんの退院後の支援
・身体疾患の診療、他の診療科との連携
・健康相談、予防接種の相談
・可能な限り向精神薬の多剤投与、大量投与、長期処方を控えた診療

医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算について

 マイナンバーカードはオンライン資格確認において健康保険証として利用できます。
(公費負担受給者証・医療証についてはマイナンバーカードでは確認できませんので、必ず原本をお持ちください。)
 当院では、マイナンバーカードの保険証利用等を通じて診療情報(受診歴・薬剤情報・特定検診情報・その他必要な診療情報)を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
 正確な情報を取得・活用するために、マイナンバーカードの保険証利用にご協力をお願いします。 

入院について

入院をご希望の方は事前にご相談下さい。
ご本人、ご家族、関係機関の方など、どなたからのご相談も可能です。
・当院受診中の方・・・・・主治医へご相談下さい。
当院受診中でない方・・・地域医療連携室あてにお電話下さい。

入院手続きに必要なもの

・各種健康保険証、医療証
・限度額適用認定証、食事療養費標準負担減額認定証
 (入院日以降のお手続きも可能です。ご不明な方は精神保健福祉士へおたずね下さい。)
・緊急受診証(生活保護受給中の方)
・同意者、連帯保証人の身分証明書
・保証金 5万円(生活保護受給中の方は不要です)

入院の際にご用意いただくもの

・衣類など(ふだん着、パジャマ、下着、靴下、タオル、バスタオル)
・洗面用具(歯磨き用品、洗面器、石鹸・ボディーソープ、シャンプー、リンス、ヘアブラシ、プラスチック製コップ2個)
・日用品(爪切り、スリッパ、ティッシュペーパー、マスク)
・薬(服用中のお薬、お薬手帳)
・日用品費(1か月の目安3万円)
・その他、必要に応じて
 (洗濯洗剤、プラスチックハンガー、電気シェーバー、化粧品、生理用品など)

※私物に関しては、主治医の許可が必要なものやお預かりする場合もあります。

お支払いについて

入院料および入院時食事療養費の計算期間は、当月1日~末日までとなっております。
(初回は、入院日から末日までとなります。)
入院費請求書は翌月10日以降にお渡しします。 (ご家族へ郵送もできます。 )

お支払い方法は、同封されている振込用紙(ゆうちょ銀行)でのお振込みまたは、窓口での現金もしくはクレジットカードでの精算となります。
*クレジットカードではお支払いいただけないものもございます。
(院内にATMは設置されていません。また電子マネー、QR決済等はご利用できません。)

面会について

コロナ感染対策のための措置を講じています。
事前にご相談下さい。

携帯電話の使用について

使用時間 7時~21時
充電   自己管理
使用場所 通話:病棟で決められた場所
     メール・インターネット:個室・自室のカーテン内のみ

※携帯電話の使用については主治医の許可およびご本人様の誓約書への同意が必要となります。
 規則に沿って使用していただきますので、詳細については病棟スタッフへお尋ねください。

r-TMS療法について

  rTMS療法
反復性経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation以下rTMS)とは、8の字型コイルに電流を流すと周囲に磁界が発生し、その作用で脳の局所に微弱な電流(渦電流)が生じます。それにより脳の神経細胞を刺激して機能を調整します。
精神科領域では前頭前野という脳部位をrTMSで刺激することによりうつ症状を改善する効果があると言われております。
rTMSは安全で副作用が少なく、薬物療法の効果が十分でないうつ病の患者さんを対象として薬物療法と同等の有効性が確認されました。アメリカやカナダなどではうつ病に対する治療法として保険承認を受けています。その理由は、薬物治療抵抗性うつ病の患者さんに対して薬物治療と同等の効果を示したことと、重篤な有害事象を認めなかったからです。
日本においては、2019年6月にNeurostarTMS装置によるうつ病治療が保険適応となりました。

画像提供:帝人ファーマ株式会社
  NeurostarTMS装置の導入について
当院では、2024年3月26日にNeurostarTMS装置を導入しました。同年7月1日より保険診療を開始する予定です。
rTMSの治療対象となるのは、抗うつ剤を使用した経験があって、十分な効果が認められない成人(18歳以上)のうつ病患者さんです。ただし、双極性感情障害、軽症うつ病エピソード、持続性気分障害などの軽症例や、精神病症状を伴う重症うつ病エピソード、切迫した希死念慮、緊張病症状、速やかに改善が求められる身体的・精神医学的状態を認めるなどの電気痙攣療法が推奨される重症例を除きます。
rTMSは原則として入院下で行い、全例治療を6週間(最長8週間)受けていただきます。ただし、第3週目の評価において、寛解した場合は中止または漸減します。また、第3週目の評価において、治療開始前の評価より改善が20%未満の場合には中止します。原則として大部屋での入院となります。
rTMSは侵襲が少なく安全な手法でありますが、rTMSと関連した合併症として頻度が高いものとして、頭皮痛が挙げられます。これはrTMS刺激が頭皮や顔面の筋肉を収縮させることによって、刺激部位しゅういに感じる痛みですが、痛みは刺激中のみであり特別に心配はいりませんし、慣れの効果によって痛みは軽減します。また(筋緊張型)頭痛と首の痛みも生じることがありますが、これらの症状は一過性であり、通常の鎮痛剤によって改善することができます。頻度は大変少ないですが、けいれんを誘発する危険性があります。患者さん1人あたり0.1%未満と言われてます)
rTMSの治療ができない場合としては、頭蓋内の磁性体(口腔内は問題ありません)と、ペースメーカーなどの体内埋め込み式医療機器が挙げられます。場合によっては行えるものとして、てんかんや頭部外傷、妊娠などがありますが、担当医が詳細を問診した上で、rTMSに関する講習会を受けた精神科専門医が適応の可否を判断いたします。
以上のように、rTMSは副作用が少なく、非侵襲的であり、うつ病治療の選択肢の幅が広がることが期待されます。
治療反応率は一般的に約3~4割と言われています。
尚、当院でrTMS治療を受けられる場合は、紹介状が必要となります。かかりつけの先生からの紹介状を持参の上、少なくとも一度は当院の外来を受診していただき、rTMSに関する講習会を受けた精神科専門医が適応の可否を判断する流れとなります。当院に通院中の患者さんについては、まず主治医にご相談ください。また、rTMSに関して電話での一般的なお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。

【要点】
・現在かかりつけ病院において大うつ病の診断をされていることが必要です。(双極性障害など他の気分障害は適応外です。)
・1剤以上の抗うつ薬の至適用量を十分な期間投与したことがあるにも関わらず、十分な効果が認められない成人(18歳以上)の患者さん、または副作用等で抗うつ薬による十分な薬物療法が行えない成人の患者さんが対象となります。
・軽症うつ病エピソードや持続気分障害軽症例、精神病症状を伴う重症うつエピソード、切迫した希死念慮、緊張病症状、速やかに改善が求められる身体的・精神医学的状態を認めるなどの電気痙攣療法が推奨される重症例は適応外となります。
・当院への紹介状が必要です。
・原則入院加療で行います。
・保険診療として行います。
・刺激治療は6週間(最長8週間)です。
・原則大部屋での入院になります。
・治療反応率は一般的に約3~4割です。
・適応は当院外来で判断します。受診後、適応にならない場合があります。
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